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ミシュパティーム - 私たちの魂を守る

Rabbi Bernstein Mosheの記事翻訳シリーズです。今回は今週のパラシャ―、パラシャット・ミシュパティームに関してです。


今週の部分では、「4種類の管理人」の法が見つかります。これらの管理人は、預金や品を安全に保管する必要があります。この4つは、無償の保管者、有給の保管者、賃貸人、借主であり、預けられた品物に対する責任の範囲も異なります。トーラーの言葉の目に見える層の背後には、内なる深い精神的な考えが隠されていることが知られています。

ここには、私たちの体に託されたネ’申の火花は預託物であるだけであり、私たちはノアの子らの七戒を守ることによってこの預託物を守らなければならないという考えが隠されています。ベン・ノア(訳注:ノアの子)の役割は、この預託物をあらゆる違反から適切に守ることです。預託されたネ’申な火花には、絶え間ない「配慮」が必要です。物理的および物質的な世界が魂を傷つけないように魂を守る必要性とは別に、管理者は魂が降臨した目的を達成しなければなりません。管理者は各個人を代表して、ノアの法、特にノアの子孫に関連する法の履行に従事しなければなりません。これらの法は、正しい生活と道徳的行為の枠組みとして機能します。

西洋社会のすべての霊的な病気は、自己が人の意識の中心にあるという事実から生じています。贖い出しの時代には、世界はより高い霊的レベルに達するでしょう。人のこの世における目的は、「私は創造者に仕えるためだけに創造された」という言葉に反映されています。来たる世でネ’申の光を楽しむよりも、この世で一時間善行と悔い改めに従事するほうがよいのです。創造主への崇拝が中心にあるべきです。人間の意識は、無限である創造主のより高い意識へと移行します。

私たちが真の贖い出しの無限の空間に近づくにつれて、メシアはすべての被造物を贖い出します。偶像崇拝、権力闘争、選ばれた人々に対する敵意など、依然として残る悪は根絶されるでしょう。創造主の存在は地上で完全に明らかにされるでしょう。

私たちが内なるネ’申の火花を守り続け、私たちの目的を達成し、モシアハ王による世界の贖い出しに貢献できますように。

【※】本和訳は誠実に和訳しましたが、日本語を読むことができ、戒律を守る生活をしている敬虔なユダヤ人から承認を受けた訳ではありません。その点はご了承ください。

【※】英語で言うところのG-dを他の神から区別するために「ネ’申」と訳しました。また、英語で言うRedemptionを「贖い出し」と訳しています。



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